最新の頁   »   短歌一般  »  『塔』2016年4月号を読んで(5)浅野大輝『「定型っぽく読める」を考える』その3
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 この論考は「読める」を「考える」というタイトルの通り、冒頭からほぼ一貫して歌の読み方に関する考察が続くが、末尾近くになって突然、

 第二に提示したいのは、「句のリズム優先仮説」を想定したとき(略)例えば、句跨りは意味のリズムなどが句のリズムよりも優先された結果として生じている、という風に破調構造を理解するという仮説である。


といった主張が出てくる。この箇所は、いわば歌の「詠み方」に関する話だ。「読み方」と「詠み方」の間を自由に往来するところが歌人らしい発想法といえようか。

 しかし、歌人でない私は、「読み方」における「句のリズムの優先仮説」が直ちに「詠み方」の問題にも適用されたところで、立ち往生した。もう少し丁寧な手続きを経てもらえるとありがたいのだが。


(2016.4.30)

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