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 本当は全頁全歌を順番に見比べてゆけばよいのだが、とても根気が続かない。これも差し当たり目に付いたものを挙げよう(下線引用者)。

わがこゑのカセットより流れいでわが生の声となりゐつ
  (短歌新聞社版、370頁、『をがたま』)

わがこゑのカセットより流れいでわが生の声となりゐつ

  (砂子屋書房版、509頁、同)


 短歌新聞社版の方は初出本文(『短歌現代』1978年2月)と一字一句同じ。砂子屋書房版の「生命」は、担当者によるワープロ原稿作成時の単純な入力ミスだろう。


(2016.1.25 記)

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