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 気になったこと、一つ目。いつもながら、コジュウトのようですみません。

賣店の花を欲りせど我は買はず日に日に行きて見ては戻れり

(『アララギ』1936年3月。このブログでは引用に際して旧漢字を現行の字体に置き換えているが、ここでは話の都合上旧字のまま引く。ただし「戻」は、旧字が入力できない。


 この歌の「買」に、

 「賣店」は「賣」の字だが、「買ふ」の場合は、他の作品でも「買」の字が用いられている。原文のママ。


と註を付けているが、この註の意味が分からない。「買」の字はとくに新旧の区別もないはずだが……。ひょっとして「賣」を「買」の旧字と勘違いしたのだろうか。


(2015.5.21 記)

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