最新の頁   »   塚本邦雄  »  塚本邦雄『燦花帖』について
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
 一昨日の記事で触れた石神井書林の目録に、同じく塚本邦雄の『燦花帖』という本が載っている。価格は162,000円で、注記は次のとおり。

 小色紙大の装飾和紙(13.5×12cm)に毛筆にて短歌を記す。全12葉を布装の折帖に貼り込み肉筆歌集としたもの。(略)昭和58年11月に開催された「塚本邦雄筆趣展」に際して極少部数(あるいはこれ一部のみか)作られたもの。



 これを目にするまで忘れていたが、十数年前に同じ題の本を見たことがある。実家を探せば、コピーも残っているだろう。持ち主はいまもその本を手放していないはずで、つまりそれは今回売りに出ている本ではないから、『燦花帖』が「一部のみ」ということはないと思われる。


(2014.6.24 記)

関連記事
NEXT Entry
梶原さい子『リアス/椿』(2)以前と以後
NEW Topics
短歌結社は#MeTooの告発にどう対処したか(3)
短歌結社は#MeTooの告発にどう対処したか(2)
短歌結社は#MeTooの告発にどう対処したか(1)
歳の初めに
真中朋久「安寧禁止」を読み、福田米三郎『掌と知識』のあれこれについて少考する
酒井佑子歌集『空よ』刊行
『チメイタンカ』を楽しむ(3)
『チメイタンカ』を楽しむ(2)
『チメイタンカ』を楽しむ(1)
あふれば? 『ラツパと娘』の歌詞の不思議
コメント
Trackback
コメントを書く
 管理者にだけ表示を許可する
ブログ内検索
和爾猫より

和爾猫

Author:和爾猫
-
主に近現代の短歌について調べています。
同じ趣味の方がいらしたらうれしいです。

情報のご教示などいただけたら、
さらにうれしいです!

検索フォーム
最新トラックバック
QRコード
QR

CALENDaR 12345678910111213141516171819202122232425262728293031