最新の頁   »  2013年12月22日
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 先々月の記事「『塔』2013年10月号を読む」で触れた安達洸介さんがどんな歌を作る人なのか知りたいと思い、『塔』11月号と12月号の隅から隅まで探した。が、歌が全然見当たらない。欠詠なら仕方がないが、もしも退会なら、安達さんの歌を私が読む機会は当分なくなってしまったわけで、残念だ。『塔』のような風通しのよさそうな集団の中にすら、ああいった異分子風の人の居場所がないとすれば、『塔』のためにも惜しい。

 私の知り合いによれば、あの座談会「結社にふたたび出会う」(『塔』10月号)でいちばん過激な発言は、澤村斉美さんの

 だっていま、永田さんの文学理念って言えます? (『塔』の会員は——引用者註)共有していないでしょう。



であるそうだ。確かに結社内の人間関係のなかで言いにくいことを言ったものだろうが、内容自体は、誰もが「そうだろう」と思っていたことに過ぎない。座談会のテーマを離れて、純粋に問題の重要性という点でいえば、河野裕子の評論「いのちを見つめる」を批判した安達さんの発言の方がはるかに重要だと思う。


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和爾猫より

和爾猫

Author:和爾猫
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